魅力的なビデオを制作するためのヒント

TechSmith のカスタマー エンゲージメント グループでは、最後まで視聴者を引き付け、もっと見たいという気持ちをかき立てるような、本当に優れたビデオの条件を見つけるための取り組みを始めました。ビデオ制作者と視聴者を何人か 1 部屋に集め、この課題を軸としたフォーカス グループ アクティビティを実施しました。

 

グループの調査では、魅力的なビデオの条件の大半は、Camtasia で録画ボタンをクリックするにすでに決まっていることがわかりました。

たとえば次のような条件です。

  • ビデオの目的を明確に設定する
  • ゆっくり話す
  • ナレーションの台本を書く
  • 音質を良くするため、良質のマイクを使用する

その他の条件は、Camtasia で画面を録画する際や、基本的な編集作業を行う際のガイドラインとなる原則を理解しているかどうかに関係していました。

 

フォーカス グループが見つけたさまざまなガイドラインと、面白くて視聴者を引き付ける優れた画面録画ビデオを作成するための意見やアイデア、ショートカット、ちょっとしたヒントなどをご紹介します。日頃の制作活動にぜひお役立てください。

 

準備を整える

  1. 視聴者について把握します。
    視聴者はビデオで使用されている用語や概念を良く知っていますか?
    入門用ビデオを別に作成する必要がありますか?
  2. 目的はモチベーションを高めることですか、トレーニングですか、それともセールスですか?
    ビデオの目的は 1 点に絞ります。2、3 の目的を組み合わせて同時に実現しようとしないでください。選んだ目的の種類に応じた適切なコンテンツを作成します。
  3. 他のビデオを見て、魅力的な点、興味をかき立てる点、悪い点などを学びます。
  4. 台本を書きます。ぶっつけ本番は駄目です。
    良い台本には、ナレーションの内容と、ナレーションの間に画面で起こっていることの説明が書かれています。
    台本を使うことで、「えー」や「あのー」などの不要な発言を録音しないようにすることもできます。
  5. ビデオのストーリーボードを作成します。
    ストーリーボードとは、ビデオの下書きになるものです。画面切り替えや吹き出し、ズームなどの効果をどこに適用するかを示す必要があります。
  6. 何を録画するかをあらかじめ決め、計画を立てます。
    どのアプリケーションを使用しますか? フォームやフィールドへの入力は必要ですか? あらかじめ作成しておくべきグラフィックを使用しますか?
  7. 作業には思った以上に時間がかかります。
    ですから、ビデオ プロジェクトの開始をギリギリまで先延ばしにしないでください。

人前で話すためのスキルを高める

  1. ビデオのテーマについて十分に理解します。
    テーマに関する専門家であるかのように話してください。
  2. 台本に沿ってゆっくりはっきりと話します。
    ダラダラと話したり、まくし立てたりするのは禁物です。
  3. 自分らしく振る舞います。

個性が光るビデオにする – 場合によってはユーモアを交える

  1. 自然に話します。
  2. 台本を声に出して読む練習をします。
  3. 録音した自分の声を聞くのに慣れておきます。

録画について

  1. 画面録画に関する用語や概念に慣れておきます。
    ビデオのサイズ、ファイル形式、動画キャプチャの手法などについて少し調べてみましょう。
  2. 大きな範囲を録画して、制作時に小さな範囲にフォーカスします。
    Camtasia Recorder では、SmartFocus ズーム キー フレームが自動で記録されます。編集中にこれらのズーム キー フレームを利用して、ビデオに録画されたアクションに注意を引き付けます。
  3. ストーリーを語ります。
    何を録画しますか、それはなぜ重要ですか?
  4. 導入部から始め、まとめで締めくくります。
    これからデモンストレーションする内容を紹介し、最後に説明の内容をまとめます。
  5. ビデオの画面に語らせます。
    あらゆる詳細や手順を言葉で説明する必要はありません。その代わりに、手順を画面で示し、デモンストレーションしているプロセスやワークフローの重要なポイントについて言葉で説明します。
  6. 画面には常に動きを与えます。
    あまり長い時間 1 箇所に留まらないでください。視聴者が興味を失ってしまう恐れがあります。

基本を学ぶ

  1. Camtasia のチュートリアル ビデオを見ます。
    Camtasia で [ヘルプ] > [ビデオ チュートリアル] を選択し、トレーニング用ビデオを見て操作の参考にしてください。
  2. Camtasia ヘルプの記事を読みます。
    Camtasia で F1 キーを押すか、[ヘルプ] > [オンライン ヘルプ / マニュアル] を選択します。Camtasia の機能を使用する上でのチュートリアルや説明を確認できます。
  3. ひたすら練習あるのみです。
    基本的な機能を学び、自分に合った機能を見つけるには、時間をかけて練習する必要があります。
    最初のプロジェクトが締め切りを迎える前に、必ず練習する時間を取ってください。
  4. 台本の内容とタイミングをテストするため、何度かリハーサルを行います。
    必要に応じて内容を変更し、タイミングを調整してください。
  5. 失敗を恐れないでください。
    ためらわずに、まずはやってみましょう。学びは実践から得られるものです。
    タイムライン ツールバーの [元に戻す] ボタンと [やり直す] ボタンを使用すれば何度も操作をやり直すことができますので、編集のスキルを練習したり、新しい機能を試したりするのに役立ちます。
  6. 作業内容は頻繁に保存します。

プロジェクトとチームワーク

  1. 準備してから作業を始めます。
    ビデオ プロジェクトごとに固有のフォルダーを作成します。プロジェクトを作成する際は、録画、プロジェクト ファイル、制作したビデオ、メディア ファイルをすべてそのフォルダーに格納します。
  2. Camtasia Windows プロジェクトを ZIP ファイルとして保存します。
    Camtasia Windows のメディア ビンにあるメディア ファイルは参照用として配置されているだけです。そのため、元の場所からファイルを移動すると、ビデオ プロジェクトから失われます。
    ZIP 形式の Camtasia プロジェクト ファイルをエクスポートして、メディア ビンとライブラリにコピーした必要なメディア ファイルをすべて含めたプロジェクトのバックアップを作成してください。プロジェクトを ZIP 形式で保存すれば、共同作業を行うチームで共有することができます。また、ZIP ファイルを使用して、別のコンピューターにプロジェクトを移動することもできます。
  3. 別のプラットフォームで作業する他のユーザーと共同作業します。
    Camtasia のプロジェクトは Windows または Mac プラットフォーム上で使用できます。プラットフォーム間で共同作業を行うには、[ファイル] > [Mac 用にエクスポート] または [File (ファイル)] > [Export for Windows (Windows 用にエクスポート)] の順に選択します。
  4. 共同作業で使用するクリップやその他のアセットをライブラリに追加します。
    Camtasia Windows のライブラリのメディアはさまざまなプロジェクトで使用するためのものです。ライブラリは、タイトル クリップや吹き出しなど、チームや企業のブランディングを付けたアセットを格納する場所です。
    プロジェクトの一貫性を保つには、ライブラリを他のユーザーと共有します。
  5. 早い時期にビデオのデモを作成してチームメイトや他の関係者に配付し、フィードバックを受けます。
    この作業をプロセスの早い時期に行うことで、フィードバックを参考にして台本やストーリーボードに変更を加える余裕が生まれます。この方法は時間はかかりますが、最終的にはより良いビデオを作成することができます。

良い音で録音する

  1. 予算に応じて最も高性能のマイクを使用します。
    画面録画ビデオでは、音声が非常に重要です。音質が悪い場合、視聴者がビデオを見ない場合があります。
  2. Camtasia Recorder のデフォルト オーディオ設定を使用します。
  3. テスト録音を行い、オーディオが録音されることを確認します。
  4. Camtasia で音量を調整します。
    音量が低すぎたり高すぎたりする場合は、Camtasia のオーディオ効果を使用して、音量を上下に調整します。波形の特定範囲を処理するには、オーディオ ポイントを追加します。
  5. 適切な BGM を追加して効果を高めます。
    マイクでナレーションを録音している間に BGM を再生する場合、Camtasia では BGM が別のトラックに表示されます。フェード効果や音量調整を使用し、ナレーションに合わせて BGM を編集します。
  6. オーディオの録音とビデオの録画を別々に行います。
    Camtasia の使用方法に慣れてきたら、オーディオなしで画面を録画してみます。Camtasia で、ビデオの編集作業をすべて行います。ビデオの編集を完了したら、[音声ナレーション] オプションを使用してオーディオを追加します。この方法は、日常的に画面録画を作成するユーザーにお勧めします。
  7. 録画範囲の音を注意深く聞いてみます。
    声を出さずに画面を録画して、録画の中の音を聞いてみてください。室内にノイズが多いことが良くわかります。椅子がキーキー鳴ったり、ガタガタ音を立てていたりしませんか? 電話のベルは鳴っていませんか? キーボードのタイプ音が大きくないですか? 後ろで子供やペットの声が聞こえませんか? 頭の上のヒーターやクーラーの送風口から風音が聞こえませんか? マイクがコンピューターや他の機器の機械音を拾っていませんか?
  8. 静かな場所で録音します。
    公共の場所でのオーディオの録音は避けてください。交通量の多い道路から離れたオフィスや会議室を使用します。録音中であることを知らせる注意書きをドアに掲示します。
  9. Camtasia のオーディオ効果を使用してオーディオの効果を高めます。
    ノイズ除去、音量レベルの均等化、ホワイト ノイズの削除、「えー」や「あのー」などの不要部分の削除が可能です。

画面を録画する

  1. デスクトップに散らばっているファイルやアイコンなどを整理します。
    デスクトップを録画する場合は、アイコンやガジェットなどが数多く配置されていない、単純な背景の状態で録画するのが最善です。
  2. スケジューラーのアラームやポップアップをすべてオフにします。
    会議のリマインダーや電子メールの通知など、ポップアップ画面はすべてオフにしてください。
  3. インターネット ブラウザーの画面に目を通します。
    不要なツールバーが表示されていませんか? 表示されている場合は、オフにするか非表示にします。ブックマークや最近の閲覧履歴で、必要のない個人情報がわかってしまうかもしれませんのでご注意ください。
  4. 録画対象のアプリケーションを開き、録画対象でないものは閉じます。
    一部のアプリケーションは起動に時間がかかります。起動中のアプリケーションを録画したビデオを見るほど無駄なことはありません。アプリケーションの起動方法を示すことが不可欠でない場合は、すべてのアプリケーションを起動しておき、キーボードの Alt+Tab キーを使ってアプリケーションを切り替えてください。また、電子メール アプリケーションやブラウザー ウィンドウなど、不要なアプリケーションはすべて閉じておきます。
  5. 録画範囲に合わせてウィンドウとアプリケーションのサイズを変更します。
    切り替えたときに、アプリケーションが選択した録画範囲に表示されるようにしてください。
  6. Camtasia Recorder のデフォルト設定を使用して全画面を録画します。
    Recorder のデフォルト設定では、SmartFocus ズームとパン キー フレームを含む高解像度のマスター録画が保存されます。これらのキー フレームを使用することで、
    iPod などの小さな画面サイズで制作する際に表示が自動的に最適化されます。
  7. マウスを動かすときは、画面上でゆっくり移動させます。
    画面上の範囲に注意を向けようとしてマウスを不規則に動かしたり回転させたりすると、視聴者の注意が散漫になり、イライラさせる場合があるので、そのような動かし方をしないでください。Camtasia のカーソル効果を使用して、録画後にカーソルを強調しましょう。ハイライトやアニメーションなどを追加できます。
  8. 間違えても最初からやり直す必要はありません。
    間違ったボタンをクリックしたり言葉に詰まったりしても、録画を止めて最初からやり直すことはありません。3 ~ 5 秒間話すのをやめて、失敗したところから始めます。その後 Camtasia を使って、間違えた部分を切り取ります。タイムライン上の無音の部分を探せば、間違えた箇所がわかります。
  9. 画面上にテキストを表示する場合は、読みやすいフォントであることを確認します。
    必要だと思うよりも大きめのサイズのフォントを使用してください。PowerPoint プレゼンテーションを録画する際は特にその配慮が必要です。
  10. 1 つの長い録画ではなく、複数の短い録画を作成します。
    ビデオの長さが 5 分を超える場合は、複数のビデオに分割してください。

特殊効果の使用について

  1. 効果の使用は控えめにします。
    オプション機能がたくさんあるからと言って、それを使わなければならないわけではありません。洗練されたプロ仕様のビデオでは、ビデオの品質を高めるために必要なときだけ効果が使用されています。
  2. 使用する画面切り替えは 1 つのビデオについて 1 種類だけにします。
    異なる画面切り替えを使うと、視聴者の集中を妨げてしまう恐れがあります。画面切り替えをうまく配置し、適切なタイミングで切り替えれば、視聴者は気づかないはずです。
  3. 種類や色、サイズなどがあまり変わらない吹き出しを使用します。
    さまざまな色の異なる吹き出しをたくさん使うと、視聴者の集中を妨げる恐れがあり、出来の悪いビデオに仕上がってしまうかもしれません。
  4. タイピングやフォームの入力、アプリケーションの起動待ちなどの静かな時間が長い場合は切り捨てます。
    代わりに、クリップの速度や画面切り替えを使用して、時間の経過を示しましょう。
    操作が行われている最初と最後だけ残して、操作していない部分は切り捨ててください。
    その後、最初の部分と最後の部分の間で分割して、フェード (ブラック) やキューブ回転の画面切り替えを挿入します。

編集

  1. Camtasia のスタート ガイド プロジェクトを使用して練習します。
    Camtasia にはサンプル プロジェクトが用意されています。このプロジェクトを使用して、切り取り、コピー、貼り付け、分割、元に戻す、やり直すなどの基本的な編集機能を使う練習をしてください。[ヘルプ] > [スタート ガイド プロジェクトを開く] の順に選択します。
  2. 再生ヘッドの機能を学びます。
    再生ヘッドは、タイムライン上の範囲を選択するために使用します。
    範囲を選択するには、緑の開始ポイントまたは赤の終了ポイントをドラッグします。
    グレーの再生ヘッドをダブルクリックすると、開始 / 終了ポイントが再度一点に集まります。
  3. オーディオを残したままビデオを切り取る場合は、ビデオとオーディオを分割します。
    ビデオの一部分を切り取る必要があり、オーディオは残したい場合は、メディアを右クリックして、[オーディオとビデオを分割] を選択します。その後、オーディオ トラックをロックします。
  4. 視聴者が最終ビデオを見るときの画面サイズに対応するサイズで編集します。
    たとえば iPad でビデオを共有する場合は、iPad の画面サイズで編集します。
  5. ビデオの編集をすべて終えてから、吹き出しやタイトル クリップなどを追加します。

ビデオを共有する

  1. 編集を始める前に、ビデオをどのような方法で共有するかを決めます。Camtasia の一部の機能が正しく動作するには、TechSmith Smart Player が必要です。
  2. 共有するには、ビデオを制作する必要があります。
    Camtasia でビデオの作業をしているときは、ビデオ プロジェクトを操作しています。共有可能なビデオを作成するには、画面上部にある [共有] ボタンをクリックします。
  3. 共有する前に、必ず最初から最後までビデオを見てください。

 

 

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